国内屈指のレースコンストラクターと共同開発の3輪EVは最高速度120km/hの軽オープン2シーター

自動車関連の最新テクノロジーが一堂に会する一大イベント「人とくるまのテクノロジー展」が2017年もパシフィコ横浜において開催されています。自動車メーカー、サプライヤー、計測機器メーカーなど各社が自信の技術をアピールする展示会です。

その中には、国や地域を代表する企業が集まったパビリオンもあります。そして、ここ数年の人とくるまのテクノロジー展においておなじみとなっているのは、電気自動車を中心に独自技術を示す岡山県産業振興財団。

そのスペースに、真っ赤なスポーツカーが飾られていました。

遠目にもカーボン製であることが確認できるバスタブ型シャシーにバケットシートを備えた、いかにもシンプルなライトウェイトスポーツカー。しかし、その後ろに回ると、意外な姿に驚かされます。

なんと、後輪は一つだけ。リバーストライク・レイアウトなのでした。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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