好評を博したハコスカに続き、1972年に4代目スカイラインがデビューしました。
当時の日産は、ハコスカに続いて4代目も「愛のスカイライン」をキャッチコピーに採用。そしてCM では、若い男女「ケンとメリー」がカーライフを満喫するシーンを流して、若者層に訴求したのです。
4代目スカイラインに付いたあだ名が「ケンメリ」。ネット動画などでCMを見ると、メカや走りの性能にほとんど触れていないのですネ。あらためて日産が、デートカーのようなイメージ戦略を推進していたこと、そしてその結果「ケンメリ」がスカイライン史上最高販売台数を記録したことに、大いに感銘を受けた次第です。