ホンダが本年6月末を目処に、FCV(燃料電池車)「クラリティ フューエル セル」を使ったタクシー運用を開始すると発表しました。
帝都自動車交通、仙台タクシー、大宮自動車、日野交通の4社の協力を得て実施するもので、同社ではFCVの本格普及に向けてタクシー運用を通じて得られた走行データなどの様々な情報をフィードバックし、FCVのさらなる性能進化に向けた研究開発に取り組んでいくとしています。
満充填での走行距離が約750km、1回あたりの水素充填時間が3分程度と、ガソリン車と変わらない使い勝手や、セダンタイプのFCVとして初めて5人乗りを実現した居住性、電動車ならではの静かで力強くなめらかなドライブフィールなど、同車が持つ利点が活かせるとの判断のようです。