トヨタグループが「空飛ぶクルマ」の開発活動「CARTIVATOR(カーティベーター)」に約4200万円出資へ

今回、トヨタグループ15社が「CARTIVATOR(カーティベーター)」に対し、今後3年間で総額4,250万円の支援をすると発表しました。トヨタからのお墨付きを得たということで、単なる夢想ではなく本当に「空飛ぶクルマ」が技術的に可能になるか注目が集まります。

実際に新たなモビリティとして実現できるかは、免許制度や法整備など「完全自動運転」以上にハードルは高そうですが、夢を描かなければ何事もなしえないのも事実でしょう。

先述したように、CARTIVATOR(カーティベーター)は、若手技術者・ベンチャー関係者を中心に、空飛ぶクルマの開発を行う有志の活動です。今回の支援は、トヨタグループが創業より掲げている「モノづくりは人づくり」という考えのもと、日本の若手技術者による次代のクルマ製作を支援するために実現したものだそう。

支援を受けたことで、「CARTIVATOR Resource Management」は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開会式での空飛ぶクルマによる聖火点灯を目指し、より一層の技術開発の加速に取り組んで行くとしています。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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