ハミルトン今季2勝を果たすと同時に、フェラーリが号泣少年を笑顔にした粋な計らいとは?【2017F1第5戦スペインGP】

2017年F1第5戦スペインGPがサーキット・デ・カタルーニャ(4.655km、周回数66周)で開催されました。

決勝前日に行われた予選では、ルイス・ハミルトン選手(メルセデス)がポールポジションを獲得。第2戦中国GP振りの優勝を狙います。後ろにはセバスチャン・ベッテル選手(フェラーリ)、前戦ロシアGPで見事初優勝を遂げたバルテリ・ボッタス選手(メルセデス)が続きます。

1991年の初開催から27年連続27回目の開催となったスペインGPは、波乱のスタートで幕を開けました。

2番手のベッテル選手が素晴らしいスタートをきめ、ハミルトン選手の前にたち、トップに浮上! そしてその後方では、ボッタス選手、キミ・ライコネン選手(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン選手(レッドブル)がタイトな1コーナーで3台横並びに。

はじめにボッタス選手とライコネン選手が接触し、3台の真ん中にいたライコネン選手は行き場をなくしフェルスタッペン選手に接触。ライコネン選手とフェルスタッペン選手のサスペンションが折れ、2台ともリタイアとなってしまったのです・・・。

15周目、トップを走るベッテル選手はソフトタイヤから再びソフトタイヤへ変更。2番手を走るハミルトン選手はその7周後にソフトタイヤからミディアムタイヤへ。どうやらフェラーリとメルセデスはタイヤ戦略が異なるようです。これは面白くなってきました!

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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