まるでクルマのムーンウォーク!? バックギアが壊れたクルマを後退させる方法

タイヤは前に回っているのに、車体はまるでムーンウォークのように後ろへ……。これは『My truck has no reverse. This is what I built so that I can back up if I have to.』というタイトルの動画。hexdude24氏の日産パスファイダー(日本名テラノ)は、リバースギアが壊れてしまったようです。

バックができなくなってしまった愛車でバックするために、hexdude24氏は知恵をしぼり、駆動輪のタイヤの下にパイプをかませることにしました。すると、タイヤの回転が伝わったパイプが地面を蹴ることになり、結果、回転方向が逆になり、クルマはバックするという次第。

製作時の動画もありました。

制作時の動画のよると、この道具はhexdude24氏の自作のようです。クルマへの固定側は元々フレームにある穴を使っておりS字フックで固定。そこから延びたチェーンの先にはネジ棒が取り付けられており、1インチと1.5インチの2本のパイプがそれを軸に回転する仕組み。細い方のパイプは、外側の太いパイプがスムーズに回転するためにあるのでしょう。

この記事の著者

古川教夫 近影

古川教夫

1972年4月23日生。千葉県出身。茨城大学理学部地球科学科卒。幼稚園の大きな積み木でジープを作って乗っていた車好き。幌ジムニーで野外調査、九州の噴火の火山灰を房総で探して卒論を書き大学卒業。
ネカフェ店長兼サーバー管理業を経て、WEB担当として編プロ入社。車関連部署に移籍し、RX-7やレガシィ、ハイエース・キャピングカーなどの車種別専門誌を約20年担当。家族の介護をきっかけに起業。福祉車輌取扱士の資格を取得。現在は自動車メディアで編集・執筆のほか、WEBサイトのアンカー業務を生業とする。
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