各車の違いはどこ?ダイハツ・トヨタ・スバルからミライース「兄弟」が出そろう

まず、ミライースを基本として考えると、ピクシスエポックはグレード構成もメーカー希望小売価格も変わりません。エントリーグレードの価格は84万2000円となっていますし、その名前が「B」というのも共通です。その上は「B”SA III」、「L」、「L”SA III」、「X”SA III」となり、最上級グレードの名前が「G”SA III”」となっているのも同じです。いずれも4WDが設定され「G”SA III”」4WD車の価格が133万9200円となっているのも同様です。

一方、プレオの入り口価格は89万6400円で、グレードは「F」、「Fスマートアシスト」、「Lスマートアシスト」、「Gスマートアシスト」とベーシックグレードが省かれた構成となっているほか、ダイハツやトヨタが”SA III”と省略しているのに対して「スマートアシスト」と記しています。なお、もっとも高価な「Gスマートアシスト」4WD車のメーカー希望小売価格は135万円。つまり、プレオにおいてはミライースと比較して1万800円~2万1600円ほど価格がアップしているのです。

とはいえ、前後とステアリングに輝く六連星エンブレムはスバルファンにとっては外せないアイコンといえそうです。

また、エンブレムといえばテールゲートに付けられる位置が、ミライースとプレオは向かって右側、ピクシスエポックは左側となっているのも細かい違いとなっています。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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