N-BOX強し!2017年4月の軽自動車セールスランキング、ワゴンRは伸びず

全軽自協会(一般社団法人 全国軽自動車協会連合会)より、2017年4月の軽四輪車 通称名別新車販売速報が発表されています。前月、2万6125台という驚異的な数字を叩き出したホンダN-BOXは、前月比で半減以上となりましたが、それでもトップ。圧倒的な支持を伺わせます。

とはいえ、N-BOXだけが半減したわけではありません。軽自動車全体でも3月に比べて4月の販売台数は56.6%と大幅に落ち込んでいます。もっとも、3月に対して4月が半減するのは毎年のこと。前年同月比では116.5%と伸びていますから、軽自動車の販売は上向いたといえそうです。

●2017年4月 軽乗用車販売ランキング(軽自協調べ・速報)
1位 ホンダ N-BOX 12,265台(前月1位)
2位 ダイハツ ムーヴ 12,004台(同4位)
3位 ダイハツ タント 11,926台(同2位)
4位 スズキ ワゴンR 9,654台(同6位)
5位 日産 デイズ 9,193台(同3位)
6位 スズキ スペーシア 7,457台(同5位)
7位 スズキ アルト 7,076台(同8位)
8位 スズキ ハスラー 5,405台(同9位)
9位 ホンダ N-WGN 5,016台(同7位)
10位 ダイハツ ミラ 4,047台(同10位)

トップ10の顔ぶれは前月から変わりませんが、順位はずいぶんと入れ替わっています。フルモデルチェンジ効果が期待されるスズキ・ワゴンRは着実に順位を上げていますが、まだまだ目論見通りとはいえない順位。

ちなみに、メーカー別のシェアでは3月にトップだったスズキは32.4%で2位。ダイハツが34.1%でトップを奪還しています。

(山本晋也)

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この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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