2017年4月の登録車セールスランキングに大異変!C-HRがトップを奪取

一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)から、2017年4月の登録車(軽自動車と海外ブランドを除く)の車名別の販売ランキングが発表されています。

3月は年度末ということもあり、5位までが1万台以上も登録されるという好調ぶりでしたが、4月は落ち着きを取り戻しています。その中で、ブランニューモデル「C-HR」の好調が目を引きます。

2017年になってから、1月のトップは日産ノート、2月はトヨタ・プリウスと話題のハイブリッドカーが競い合ってきましたが、新年度になってトップの座についたのは前月の4位からジャンプアップしたC-HRだったのです。

●2017年4月 登録車販売ランキングトップ10(自販連調べ)
1位 トヨタ C-HR 13,168台(前月4位)
2位 トヨタ プリウス 9,920台(同2位)
3位 日産 ノート 9,263台(同1位)
4位 ホンダ フリード 9,111台(同5位)
5位 トヨタ アクア 7,762台(同3位)
6位 トヨタ ヴィッツ 7,078台(同8位)
7位 ホンダ フィット 6,399台(同9位)
8位 トヨタ ルーミー 5,852台(同15位)
9位 トヨタ シエンタ 5,821台(同7位)
10位 トヨタ カローラ 5,287台(同13位)

また、4位にホンダのコンパクトミニバン、フリードが上がってきているのに対して、日産セレナ(3月5位→4月17位)、トヨタ・ヴォクシー(3月10位→4月12位)といったMクラス・ミニバンが順位を下げているのは、トレンドの変化を感じるところ。ルーミーが上がってきているのも、コンパクトなスライドドア車に対するニーズが高まっていることを予感させるランキングといえそうです。

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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