新型ディスカバリーの受注が5月8日からスタート。価格は7,790,000円〜

カタログモデルは、「HSE」「HSE LUXURY」の2グレード構成。両グレードに3.0L V6 スーパーチャージャー(最高出力340ps/最大トルク450Nm)と、3.0L V6 ディーゼルターボエンジン(最高出力258ps/最大トルク600Nm)が用意されています。

新型ディスカバリーの注目ポイントであるシートアレンジでは、大人7人が快適に座れるようにレッグルームはセカンドシートで954mm、サードシートでも851mmを確保。

また、広々とした室内空間を確保しながら、シートアレンジ次第でラゲッジスペースを最大2406Lにまで拡大することができます。加えて、グローブボックスやカップホルダーの下の収納ボックスなど便利なスペースを数多く用意されています。

世界初となる「インテリジェント・シート・フォールド機能」により、荷室のスイッチやタッチスクリーン、さらには専用アプリを使ってスマートフォンから遠隔操作で、2列目と3列目のシートを自動で展開することが可能。7人乗りの状態から2人乗りの状態、つまり荷室スペースを最大にするまでの時間はわずか14秒で完了するとのこと。

走りの面もさらに強化されています。状況に応じてエンジンやギヤボックス、ディファレンシャル、サスペンションなどのセッティングを自動的に最適化する「テレイン・レスポンス2オート」や、2段階のオフロードモードを備えた最新のクロスリンク式電子制御エアサスペンション・システムをディスカバリーで初めて搭載されています。

このエアサスペンションは、50~80km/hで轍がついた荒れた路面を走行する場合には40mm上昇させ、さらに50km/h未満で過酷なオフロードを走行する場合や川を渡る場合には車高を最大115㎜まで上昇(先代比:+10㎜)。

また、105km/h以上でオンロード走行する際には、自動的に車高が13mm低くなり、目的地に到着し、エンジンを切るかシートベルトを外すと車高を15mm、さらにドアを開くとさらに25mm低くなる乗降を楽にするオートマチック・アクセスハイト機能も備えられています。なお、その後クルマが走り出すと自動的に通常位置まで戻るそうです。

そのほか「ツインスピード・トランスファー・ギアボックス」、「ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)」、「ヒル・ディセント・コントロール、オールテレイン・プログレス・コントロール(ATPC)」なども設定されています。

そのほかの装備では、10.2インチの最新インフォテインメント・システム「InControl Touch Pro」を標準化されているほか、歩行者検知機能がついた自動緊急ブレーキ、「ACCキューアシスト機能」、「パークアシスト(縦列駐車・並列駐車・出庫)」、「ブラインドスポットアシスト」といったドライバー支援システムのオプションも充実しています。

価格は、ガソリンモデルの「DISCOVERY HSE」が7,790,000円、「DISCOVERY HSE LUXURY」が8,810,000円。ディーゼル仕様の「DISCOVERY HSE」が7,990,000円、「DISCOVERY HSE LUXURY」が9,010,000円です。

(塚田勝弘)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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