思い起こせば、スカイラインほど日本人にこだわりをもって愛された車は、他にないと思います。
モデルチェンジの度に「こんなの、スカイラインじゃない!」とか「今度のスカイラインは凄い!」とかいって、クルマ好きの間で熱く語られたものです。
60年の歴史を紐解くと、スカイラインは「ファミリー」「スポーツ」「高級」の3つの軸を持ち、社会情勢や技術、マーケット等を反映して、世代毎に軸足を変えてモデルチェンジを行ってきました。そして、それぞれの世代と軸に熱烈なスカイラインファンがいるからこそ、様々なスカイライン像があり議論が巻き起こるのだと筆者は考えています。
実は筆者も、新車で購入してから25年間、スカイラインを愛車として付き合ってきましたから、スカイライン大好き人間なんですヨ。そこでスカイライン生誕60周年を記念して発行された「歴代スカイラインのすべて」から、各世代のスカイラインを紹介していきたいと思います。次回は、初代プリンススカイラインの巻です。
(星崎 俊浩)
【関連リンク】
生誕60周年記念 歴代スカイラインのすべて
(より深く知りたい方はこちらがオススメ)
http://motorfan-newmodel.com/special/skyline_60th/