またスカイラインといえば、レースの「R」ですよネ。
そもそもスカイラインGT-Rは、レースに勝つためにR380のレーシングエンジン「S20]をデチューンして、3代目のハコスカに搭載したのが始まりでした。ハコスカGT-Rが達成したレース通算50勝の驚異的なポテンシャルは、4代目ケンメリにも引き継がれたものの、排ガス規制のために僅か197台が生産されただけで短命に終わりました。
そして16年の時を経て、全く新しいテクノロジーで武装した第2世代のスカイラインGT-Rが登場しました。8代目R32、9代目R33、10代目R34は、名機RB26DETTと可変4WDのアテーサE-TS、そして4輪操舵のスーパーハイキャスを搭載。ノーマルでのハイパフォーマンスはもちろんのこと、レースやチューンドカーの世界でも、極めて高いポテンシャルを発揮してきました。
ちなみに現行の日産GT-Rは、スカイラインの冠が外れ、グローバルモデルとしてスーパースポーツの世界に旅立っていったのはご存知のとおりです。