■トヨタ・C-HR
2016年12月に満を持して導入されたトヨタのコンパクトSUVがC-HRです。搭載されるパワーユニットは、プリウス譲りの1.8L直4エンジン+モーターのハイブリッドシステムと1.2L直4ターボエンジンの2種類です
駆動方式はハイブリッドがFF、1.2ターボが4WDとなっており、搭載するパワーユニットによって駆動方式が異なるのが特徴です。全車に衝突回避支援パッケージのトヨタセーフティセンスPが標準装備され、価格は251万6400円〜290万5200円です。
■ホンダ・ヴェゼル
2013年12月に登場したコンパクトSUVのホンダ・ヴェセルは、販売開始から新車販売台数で上位にランキングし、SUVで最も人気の高いモデルです。
搭載されるパワーユニットは1.5L直4ガソリンエンジンと1.5L直4エンジン+モーターを搭載したハイブリッドシステムの2種類で、駆動方式はガソリン車だけでなく、ハイブリッド車にも4WDを用意しています。車両本体価格は192万円〜288万6000円です。
■マツダ・CX-5
2代目となる現行型マツダ・CX-5は2017年2月に販売開始したモデルです。搭載するエンジンはガソリンエンジンが2L直4DOHCと2.5L直4DOHC。そしてディーゼルエンジンの2.2L直4DOHCを加えた合計3種類。ミッションは全車6速ATが組み合わされます。
iアクティブセンスと呼ばれる先進安全装備を装着したCX-5の車両本体価格は246万2400円〜352万6200円となっています。
■スバル・XV
3代目となるスバル・XVは2017年4月に発表され、5月24日より販売開始されるフレッシュなモデル。次世代プラットフォーム、スバルグローバルプラットフォームを採用した第二弾となります。
搭載されるエンジンは直噴化された2L水平対向4気筒DOHCと1.6L水平対向4気筒DOHCの2種類。フォレスターに搭載されていたAWD制御システム、X-MODEをXVとして初めて搭載しました。
歩行者保護エアバッグと運転支援システム、アイサイトver.3を全車標準装備し高い安全性能を誇るスバル・XVの車両本体価格は198万円〜253万円となっています。
■三菱・アウトランダーPHEV
現在、日本で販売台数が多いプラグインハイブリッド車といえば、2012年12月より販売開始された三菱・アウトランダーPHEVです。
フロントマスクデザインが変更された2015年7月に続き、2017年2月にも一部改良を行いました。従来モデルに比べて、EV走行が維持できるようになったこと。そして約80%までの急速充電時間が25分に短縮されたことなどが改良のポイントです。
ビルシュタイン製のショックバブソーバーを装着し、走行性能を向上したSエディションが追加されたアウトランダーPHEVの車両本体価格は365万9472円〜478万9260円です。
(萩原文博)