VW「トゥアレグ」「ティグアン」に続く、第3の本格クロスオーバーSUV「T-ROC」市販型を、フルヌードの状態で、カメラが捉えました。
「T-ROCK」は、2014年3月のジュネーブモーターショーで「ティグアン」の下に位置するコンセプトモデルとして公開されたましたが、2ドアかつルーフの取り外しが可能という、アクティブ・スポーツモデルの印象が強いコンセプトカーでした。
ここ2〜3年に急成長を遂げている、「サブコンパクトSUV」セグメントに切り込むVW新型SUVは、市販型でどのように変化しているでしょうか。
VWの「MQB」プラットフォームを採用する最大のハイライトは、2ドアから実用性を高めた5ドアへの変更です。
フロントエンドにあった大きな円形フォグランプは姿を消し、ヘッドライトやエアインテークデザインはティグアン新型からインスピレーションを得ていますが、ルーフエンドから傾斜したリアウィンドウ、テールライトのデザインはコンセプトモデルに近い印象です。
ボディサイズは、全長4,179mm、全幅1,831mm、全高1,501mmが想定され、日産「ジューク」よりやや長く、ワイドに、そして低いボディを持ちます。
パワートレインは、1リットル直列3気筒、1.5リットル直列4気筒ガソリンエンジン、1.6リットルと2リットルのディーゼル、「ジューク NISMO」に対抗する、240psの2リットル直列4気筒ターボ「GTI」、さらにハイブリッドモデルと豊富なラインナップが予想されます。
ワールドプレミアは2017年フランクフルトモーターショーが有力です。
(APOLLO)