新型ワゴンRが、軽自動車市場のど真ん中にいるとは!?

■ハイトワゴンはスーパーハイトワゴンに苦戦中

「ハイトワゴン」市場を開拓したスズキのワゴンRは、長年に渡って軽自動車販売のトップに君臨する小さな巨人でした。しかしここ数年は、スライドドアを備えたタントやN-BOX等の「スーパーハイトワゴン」に人気を奪われてきました。

スズキによると昨年4月〜12月の販売シェアは、「ハイトワゴン」が32.6%に対して「スーパーハイトワゴン」が39.4%と下回っています。

加えてハスラーが口火を切った「クロスオーバー」のシェアが10%程度あり、ハイトワゴンのパイを奪う格好になるなど、ワゴンRにとっては厳しい市場環境となっています。