実際のGLM-G4を見てみても、新興メーカーとしての妥協は一切感じられず、金額に見合った仕上がりをしているように見えます。またボディやフレームもカーボンやアルミなどの高級素材を多用しています。そしてメーターやインフォテーメントは電気自動車らしさともいえるフル液晶。
GLM-G4の開発には、トヨタ出身でレクサスシリーズのアンダーボディーの設計を担当したというGLM技術本部長の藤墳裕次氏を筆頭に、日産、スバル、ダイハツ、三菱重工、アイシン精機などからスタッフを集結し、2019年の量産化に向けて開発を進めていくとのことです。
なお、ヨーロッパ、中東、香港などにも販売拠点を設ける世界販売となり、世界の主要な国で型式認可を行っていくとのこと。予約開始の時期はこの型式認可のタイミングが決め手となるとのことで、必ずしも日本が先行で予約開始になるわけではなさそうです。
2019年の量産開始までまだ間があるとはいえ注目度はかなりのもので、用意された報道席は満席。フォトセッションともなれば怒号が飛び交うほどの押し合い状態。日本から世界に発信する新しい自動車文化としても興味は尽きません。
(写真・文:松永和浩)
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