国土交通省が昨年10月、国連欧州経済委員会の自動車基準調和世界フォーラムで新たな国際基準が採択されたことを受け、車両保安基準を一部改正し、「前照灯の自動点灯(オートライト)機能」の搭載を義務付けました。
日没前後から夜間にかけて多発する歩行者vsクルマによる死亡事故防止を目的としており、ドライバーの意思と関係なく点灯するのが特徴で、薄暮時の被視認性向上により、事故防止に寄与することが期待されています。
現在はメーカーや車種によって点灯タイミングが異なっていますが、今後の新型車からは周囲の明るさが「1,000ルクス未満」になった時点から2秒以内に点灯するように統一されます。
JAF(日本自動車連盟)はこうした背景から、「早期ヘッドライト点灯」をテーマとする特設サイト「JAF Safety Light」を設置。オートライト機能の点灯規準である1,000ルクスの明るさについてまとめたページを4月14日に公開しました。