トヨタ自動車(以下トヨタ)が今年2月15日に発売した新型「プリウスPHV」は、発売後1ヶ月間で月間目標台数の5倍となる約12,500台を受注するなど、大きく販売台数を伸ばしています。
大容量リチウムイオン電池を搭載し、プラグインハイブリッドシステムの効率化により、一充電当たりのEV走行距離を先代の約2.6倍となる68.2kmに拡大。
EV走行による最高速度も先代の100km/hから135km/hに向上するなど、目覚しい性能アップを果たしています。またハイブリッド車としても、37.2km/Lの低燃費を実現すると共に、量産車では世界初となる「ソーラー充電システム」を採用。
駐車中に太陽光エネルギーを電力に変換することで、最大約6.1km/日(平均約2.9km/日)走行分の電力量を駆動用バッテリーに供給します。さらに「駆動用バッテリー専用ヒーター」や、冬季に活躍する世界初の「ガスインジェクション機能付ヒートポンプオートエアコン」を採用。
4月12日には、昨年米国で先行発売された「プリウス Prime(米国名)」が「ワールドグリーンカー」に選出されました。
「ワールドグリーンカー」は、WCOTY(ワールドカーオブザイヤー)において表彰される部門賞で、今回は2015年秋から2016年秋の間にデビューした新型車が対象。