三菱自動車が次世代SUVのPHEVとEVを出展【上海国際モーターショー2017】

もう1台の「MITSUBISHI eX Concept」は、2015年の東京モーターショーで披露されたコンパクトSUV。ツインモーター方式の次世代EVシステムと四輪制御技術を搭載したコンセプトカーで、サイズ的には次期RVRやその後継モデルということでしょうか。

EVシステムは次世代の大容量駆動用バッテリーと小型・高出力・高効率モーターなどで構成され、航続距離は400kmに到達。

駆動用バッテリーを車両下部にレイアウトすることで低重心化が図られていて、フロントに1つ、リヤに1つのツインモーター方式フルタイム4WDとなっています。こちらにも車両運動統合制御システムの「S-AWC」が搭載され、安定感のあるハンドリングを実現するとしています。

PHEV、EVなどの電動化車両は今後日産との協業でさらなる進化が期待されますが、三菱自動車が培ってきた技術が結実するのか楽しみです。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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