いよいよシグナルがブラックアウトしレースのスタートです! 路面コンディションが悪い中での1コーナーへの飛び込みはドキドキものでしたが、大きな接触もなく一安心!と思っていたら、ターン10で、ランス・ストロール選手(ウィリアムズ)がイン側にいたセルジオ・ペレス選手(フォースインディア)と接触してグラベルに弾き出されリタイア。バーチャルセーフティーカーとなりました。
ここで動いたのが、2番手を走行していたベッテル選手。インターミディエイトからドライタイヤ(ソフト)に履き替えます。ベッテル選手を除く上位陣はそのままステイ。果たしてどちらの選択が正しいのでしょうか。
レース展開がますます面白くなってきた矢先、今度はアントニオ・ジョビナッツィ選手(ザウバー)がコントロールを失いウォールにクラッシュ。メインストレートにパーツが飛び散り、セーフティーカーが導入されました。
このタイミングで上位陣はドライタイヤに変更。先にタイヤ交換をしていたベッテル選手は残念ながら5位まで順位を落としてしまいました。
と、ここで上位争いに飛び込んできたのが、予選でエンジントラブルがあり19番手スタートだったマックス・フェルスタッペン選手(レッドブル)。後方からスタートするも、どんどん他のマシンをオーバーテイクしていき、8周目にはライコネン選手をパス。そして11周目にはチームメイトのダニエル・リカルド選手をパスし2位に浮上します。