■フォルクス・ワーゲン パサートヴァリアント
2015年に導入された現行型のフォルクスワーゲン・パサートは、新モジュラー戦略のMQBを採用したモデルです。セダンとヴァリアントと呼ばれるステーションワゴンの2つのボディタイプを設定するパサートは、日本国内におけるフラッグシップモデルとなっています。
パサートヴァリアントのラゲージルームは5人乗車時で650L、分割可倒式のリアシートを倒すと最大で1780Lという広大なフラットなスペースが出現します。電動開閉式のテールゲートは、キーを持った人間がリアバンパー下に足で所定の操作を行うとセンサーが反応して自動でテールゲートが開くイージーオープン機能が装備されています。
搭載されるパワーユニットは1.4L直4DOHCターボエンジンと2L直4DOHCターボエンジンに加えて、GTEには1.4L直4DOHCターボエンジンとモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムが搭載されます。パサートヴァリアントの車両本体価格は349万9000円〜599万9000円となっています。
■プジョー・508SW
2011年7月に登場したプジョー・508はフラッグシップセダンの607とセダン、ステーションワゴンの2つのボディを設定する407が統合されたモデルです。その結果、プジョー・508は407同様にセダンとステーションワゴンであるSWという2つのボディタイプを用意しています。
508SWのラゲージスペースは5人乗車時で560L、分割可倒式のリアシートをすべて畳むと最大で1598Lというスペースが出現。さらにテールゲートはスイッチ操作だけで開閉かのうなエレクトリックテールゲートを採用しています。
エンジンは508SWには最高出力165psを発生する1.6L直4DOHCターボを搭載。そして508SW GTには最高出力180ps、最大トルク400Nmを発生する2L直4DOHCディーゼルターボを搭載します。プジョー508SWの車両本体価格は397万8000円〜434万円です。