広いラゲージが魅力のステーションワゴン最新のフラッグシップ5モデル【2017年版】

■フォルクス・ワーゲン パサートヴァリアント

2015年に導入された現行型のフォルクスワーゲン・パサートは、新モジュラー戦略のMQBを採用したモデルです。セダンとヴァリアントと呼ばれるステーションワゴンの2つのボディタイプを設定するパサートは、日本国内におけるフラッグシップモデルとなっています。

パサートヴァリアントのラゲージルームは5人乗車時で650L、分割可倒式のリアシートを倒すと最大で1780Lという広大なフラットなスペースが出現します。電動開閉式のテールゲートは、キーを持った人間がリアバンパー下に足で所定の操作を行うとセンサーが反応して自動でテールゲートが開くイージーオープン機能が装備されています。

搭載されるパワーユニットは1.4L直4DOHCターボエンジンと2L直4DOHCターボエンジンに加えて、GTEには1.4L直4DOHCターボエンジンとモーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムが搭載されます。パサートヴァリアントの車両本体価格は349万9000円〜599万9000円となっています。

■プジョー・508SW

2011年7月に登場したプジョー・508はフラッグシップセダンの607とセダン、ステーションワゴンの2つのボディを設定する407が統合されたモデルです。その結果、プジョー・508は407同様にセダンとステーションワゴンであるSWという2つのボディタイプを用意しています。

508SWのラゲージスペースは5人乗車時で560L、分割可倒式のリアシートをすべて畳むと最大で1598Lというスペースが出現。さらにテールゲートはスイッチ操作だけで開閉かのうなエレクトリックテールゲートを採用しています。

エンジンは508SWには最高出力165psを発生する1.6L直4DOHCターボを搭載。そして508SW GTには最高出力180ps、最大トルク400Nmを発生する2L直4DOHCディーゼルターボを搭載します。プジョー508SWの車両本体価格は397万8000円〜434万円です。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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