広いラゲージが魅力のステーションワゴン最新のフラッグシップ5モデル【2017年版】

■スバル・レガシィアウトバック

先代までのスバル・レガシィはツーリングワゴン、セダンのB4、クロスオーバーSUVのアウトバックという3つのボディタイプを設定していました。2014年に登場した6代目レガシィはツーリングワゴンがスバル・レヴォーグに継承されたことで、B4とアウトバックの2タイプとなりました。

国内におけるスバルのステーションワゴンのフラグシップモデルにあたるのがレガシィアウトバックです。ラゲージ容量は5人乗車時で559Lを確保し、リアシート倒すと荷室長は最大1930mmまで拡大し、広大でフラットなスペースが表れます。さらに床下にレイアウトされた大型のサブトランクも47Lの容量を確保しています。

レガシィアウトバックに搭載されるエンジンは最高出力175psを発生する2.5L水平対向4気筒DOHCの1種類で、ミッションはリニアトロニックと呼ばれるCVTが組み合わされます。駆動方式4WDのみで走破性と安心感を高めるX-モードという電子デバイスが装備されています。レガシィアウトバックの車両本体価格は320万7600円〜347万7600円です。

■ボルボ・V90クロスカントリー

2017年2月に販売開始したばかりのボルボのフラッグシップステーションワゴンがV90です。このV90をベースに最低地上高55mmアップし、ボディを保護するスキッドパッドなどを装着したのがV90クロスカントリーです。

V90クロスカントリーのラゲージ容量は5人乗車時で560L、リアシートを倒すと最大1526Lまで拡大します。リアのテールゲートは電動開閉式で、リアバンパー下で足を動かすことでテールゲートは自動的に開閉できます。

搭載されるエンジンは2L直4DOHCターボと2L直4DOHCターボ+スーパーチャージャーの2種類。組み合わされるミッションは全車8速ATとなります。駆動方式は4WDのみというボルボV90クロスカントリーの車両本体価格は694万円〜819万円です。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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