欧州でバカンスのパートナーとして選ばれるのがステーションワゴンです。セダンと変わらない高いグランドツーリング(GT)性能、そしてたくさんの荷物を積める広いラゲージスペースがステーションワゴンの魅力です。
ここでは、国産・輸入車ブランドの中からチョイスした5台のステーションワゴンのフラッグシップモデルを紹介しましょう。
■マツダ・アテンザワゴン
マツダのフラッグシップモデルにあたるのがアテンザです。フルスカイアクティブ技術を搭載した3代目となるマツダ・アテンザは2012年に登場しました。ボディタイプはセダンとステーションワゴンの2種類で、従来のアテンザスポーツワゴンはアテンザワゴンへと変更されました。
アテンザワゴンのラゲージルームはモーターなどを使用せずにリアゲートに連動して開閉するカラクリトノカバーを採用。荷物を出し入れする際に操作の必要がありません。ラゲージ容量は5人乗車時で506L、ラゲージ後方のリモコンレバーで簡単に倒せるリアシートの背もたれをすべて倒せば最大で1648Lまで拡大します。
搭載されるエンジンはガソリンが2L直4DOHCと2.5L直4DOHC。そして2.2L直4DOHCディーゼルターボの3種類です。ミッションは6速MTと6速ATが組み合わされ駆動方式は2WDとi-ACTIV AWDと呼ばれる電子制御4WDシステムを採用しています。アテンザワゴンの車両本体価格は276万4800円〜400万1400円です。