新生SUBARUの初ニューモデル「XV」を発表。1.6リッターも用意、価格は税抜198万円から

エンジンは1.6リッターガソリンと2.0リッターガソリン直噴の2種類を設定、もちろん水平対向エンジンとなっています。トランスミッションはリニアトロニックと呼ばれるチェーン式CVT。駆動方式は全車がAWD(四輪駆動)となっています。そのAWD制御システムには「X-MODE」をSUBARU XVとして初採用。滑りやすい状況でのトラクション確保や、下り坂での速度維持(ヒルディセントコントロール)などを搭載しています。

走破性を高めるため、200mmの最低地上高を確保していますが、新世代プラットフォームである「SUBARU GLOBAL PLATFORM」により、車高のネガを感じさせないハンドリングが期待できるのもトピックスのひとつ。衝突安全性にも優れたプラットフォームとなっています。

その安全性能については、国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA4)が実施した、安全性能を比較評価する自動車アセスメントにおいて、過去最高の得点となる199.7点を獲得、2016年度「衝突安全性能評価大賞」を受賞しているのも注目点です。

メーカー希望小売価格(消費税込)は1.6リッターが2,138,400円~2,300,400円。2.0リッターは2,484,000円~2,732,400円。発売開始は2017年5月24日となります。

(写真:小林和久 文:山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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