【新型BMW5シリーズ試乗】内装の質感と居住性、積載性も見逃せない魅力

タッチ式の10.2インチワイドディスプレイを採用した新型BMW5シリーズ。Eクラスと比べると、やや見慣れた感がありますし、先進性という意味ではもう少しもの足らないところもありますが、質感の高さを抱かせるメーターやタッチ式&iDriveコントローラーにより、操作性に関してはEクラスよりも上という印象です。

また、BMW5シリーズの美点は、FRを基本レイアウトとしながらも居住性、積載性が犠牲になっていないことで、新型にもその長所が受け継がれています。

とくに印象的なのがフロントシートの開放感の高さで、横方向、頭上空間ともに十分なスペースが確保されています。立体感のあるシート設計で、ドライバーを適度に包みこみながらも、窮屈さを抱かせないのも魅力。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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