「JC08モード」とどう違う?2018年10月以降の新車に義務づけられる新燃費基準「WLTPモード」とは?

3月22日に開催された審議会で国土交通省・経済産業省から、2018年10月以降の新車に新しい燃費基準「WLTPモード」が導入されるという案が提示されました。

今後、6月に省エネ法(エネルギーの使用の合理化等に関する法律)が改正され、2018年10月から新燃費基準に移行する見込みとなっています。

ちなみに、この審議会は【「交通政策審議会陸上交通分科会自動車部会自動車燃費小委員会」および、「総合資源エネルギー調査会省エネルギー・新エネルギー分科会省エネルギー小委員会自動車判断基準ワーキンググループ」】という気が遠くなりそうな長い名称になっています。

新燃費基準「WLTPモード」の概要は、昨年10月末に国交省、経産省からすでに発表されており、JC08モード燃費が「平均(値)」のみだったのに対し、「市街地」、「郊外」、「高速」という3つのシーンに応じたカタログ燃費が追加され、さらに「平均(値)」も含めた4つの燃費が記載されることになります。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる