日産・西川次期社長、世界シェア8%・販売700万台超を示唆!【ジュネーブモーターショー2017】

4月1日付けでカルロス・ゴーン氏に代わり、日産自動車(以下日産)の次期社長に就任することになった西川廣人(サイカワ ヒロト)氏が3月7日、ジュネーブモーターショーのプレスデーに行われた共同通信などのインタビューに応じ、今後の経営方針を明らかにしたそうです。

報道によると、西川氏は「収益性を落とさずに市場シェアを伸ばすことで将来的に全世界でシェア8%を達成、700万台超の販売を目指す」と述べたそうです。昨年の販売台数は約560万台ですが、ブランド価値を高めることで販売規模拡大を図る方針を示唆。

トヨタ自動車との販売規模の格差についても触れたそうで、日産としては資本提携した三菱自動車との協力関係を強化することで、国内や東南アジア、中東地域での販売を伸ばす方針のようです。

 

一方、トヨタ自動車もスズキとの業務提携に向けて動いており、スズキが強いインド市場での販売を拡大させる方針に出るとみられ、今後は米国との自動車摩擦や、VWの復調もあり、中国に加え、アジア市場での販売拡大が進むものと予想されます。

Avanti Yasunori・画像:日産自動車)

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【関連リンク】

ジュネーブモーターショー2017
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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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