どれだけATやデュアルクラッチシステムが賢くなっても、やっぱり操作感が味わえるのはマニュアルミッション(MT)です。クラッチのミートやシフトチェンジに失敗してクルマがギクシャクしたとしても、それもまたMT車ならではの醍醐味と言えるでしょう。
AT全盛の時代でとなり、最近はMT車を設定しているクルマがめっきり少なくなりました。そんな中国産、輸入車から厳選した運転が楽しいMT車ベスト5を発表しましょう。
■日産・マーチニスモS
NISMOは1984年に誕生した日産のワークスチームで、レースで培った技術を市販車にフィードバックしクルマの性能をアップさせています。そのNISMOが手掛けたコンプリートカーの中の1台が日産マーチニスモSです。
2013年6月に登場したマーチニスモSは2010年に登場した現行型マーチをベースに、空力性能に優れたエクステリアデザインを採用したボディは剛性も向上しています。そして専用開発された1.5L直4エンジンと5MTを搭載し、高回転まで廻す楽しさを味わえます。
専用に仕立てられたスポーティなインテリア。そして特別にチューニングされた専用サスペンションによって、コンパクトカーらしいキビキビとしたフットワークが特徴です。マーチニスモSの車両本体価格は177万300円です。