アルミ製ボディなどを採用することで軽く作るだけでなく、重心の位置にもこだわっています。マスを中央に集めるため、燃料タンクはフロントアクスルの後ろ、エンジンはリアアクスルの前に搭載しています。つまりミッドシップというわけです。
そのエンジンは、新開発の1.8リッター4気筒。ルノー日産アライアンスが生み出したエンジンを、ルノーのモータースポーツ部門であるルノー・スポールとアルピーヌが共同でチューンナップすることで、ライトウェイトスポーツカーに相応しいパワートレインに仕上げています。
注目の最高出力は185kW(252PS)、最大トルクは320Nm。A110専用のギアレシオを持つ7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)が組み合わされ、0-100km/h加速は4.5秒と発表されています。