新世代アルピーヌA110は1080kgのボディで252馬力!【ジュネーブモーターショー2017】

アルミ製ボディなどを採用することで軽く作るだけでなく、重心の位置にもこだわっています。マスを中央に集めるため、燃料タンクはフロントアクスルの後ろ、エンジンはリアアクスルの前に搭載しています。つまりミッドシップというわけです。

そのエンジンは、新開発の1.8リッター4気筒。ルノー日産アライアンスが生み出したエンジンを、ルノーのモータースポーツ部門であるルノー・スポールとアルピーヌが共同でチューンナップすることで、ライトウェイトスポーツカーに相応しいパワートレインに仕上げています。

注目の最高出力は185kW(252PS)、最大トルクは320Nm。A110専用のギアレシオを持つ7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)が組み合わされ、0-100km/h加速は4.5秒と発表されています。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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