新世代アルピーヌA110は1080kgのボディで252馬力!【ジュネーブモーターショー2017】

ノスタルジックなボディには派手なエアロパーツは与えられていませんが、見えない部分で空力性能を高め、最高速域でもアルピーヌらしい安定していて、スムーズな走りを楽しめるよう狙っています。

そのキーとなるのがフラットフロアやリアディフューザー。その効果によりスリークなラインのボディからは想像できない、しっかりとしたダウンフォースを獲得しているといいます。

また、足元には軽量ボディのためブレンボが開発したオールアルミのブレーキキャリパーが与えられています。電動パーキングブレーキ対応のリアキャリパーは世界初採用。サベルトが開発した一体型フルバケットシートも13.1kgと軽量に仕上がっています。

世界1955台限定のプレミアエディションの本国価格は5万8500ユーロ(約705万円)。日本向けの右ハンドル仕様については間もなく販売に関する情報がアナウンスされる予定です。

(山本晋也)

【関連記事】

アルピーヌのスポーツカー「A110」市販バージョンが公開!【ジュネーブモーターショー2017】
https://clicccar.com/2017/03/01/450125/

A110の生まれ変わり! アルピーヌ ビジョンを日本で2018年に発売決定
https://clicccar.com/2016/10/11/406923/

アルピーヌ「ヴィジョン」画像ギャラリー ―伝説のラリーマシンが2017年に蘇る!【動画】
https://clicccar.com/2016/02/19/354898/

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる