静粛性向上にも配慮されたSUV向け「OPEN COUNTRY A/T plus」がトーヨータイヤから登場

オフロード系SUVでは以前からお馴染みのオールテレインタイヤは、従来、オフロード走行時のトラクション性能を向上させるため、独立した大きなブロック模様の溝をタイヤパターンとして配置。オンロード走行時ではこのブロックに起因する騒音が発生するというデメリットを抱えていました。

「OPEN COUNTRY A/T plus」では、パターンノイズを低減し、操縦安定性やブレーキ性能を向上させるリブパターン基調を採用。国連欧州経済委員会(UN/ECE)がタイヤ騒音の低減対策として策定した国際基準である「ECE R117-2」をクリアし、高い静粛性を確保したとしています。

もちろん、オールテレインタイヤに求められるトラクション性能も高い次元で両立。ほかにも、新配合のトレッドコンパウンドによりウェットグリップ、転がり抵抗性能の低減とロングライフを実現し、高剛性構造を採用することで高速操縦安定性を得たとしています。

今回の「OPEN COUTRY」シリーズは、1986年に発売されて以来、主に海外市場で独自技術をベースにしたSUV/CUV用ライトトラックタイヤカテゴリーとして展開。特に北米市場では、トーヨータイヤの代名詞として、その商品性能とデザイン性で高い評価を獲得しているそうです。発売サイズは175/80R15 90Sから265/65R17 112Hまでの9サイズ、価格はすべてオープンプライスです。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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