このところ、日本国内でも新車の発表会ラッシュ。
ここ一週間だけでも、プリウスのプラグインハイブリッド版「トヨタ・プリウスPHV」、ボルボのフラッグシップモデル90シリーズの「ボルボ V90/V90クロスカントリー/S90」、MINIのSUV「MINI クロスオーバー」「メルセデスベンツ GLC」…。
中でも「ボルボ V90」シリーズは、本国からデザイナーさんが来日し、発表会の日&翌日にもセミナーを開催し、90シリーズの魅力をアピール。
ボルボはXC90からデザインが大きく変わりました。
S90の場合は「コンセプト・クーペ」というコンセプトカーを元にし、クーペスタイルのセダンになっています。コンセプトカーからさらに前輪を前に150㎜、後輪を後ろに200㎜移動させ、さらに堂々とした雰囲気を醸し出しています。
フロントの中央にはさらに大きくなった「アイアンマーク」。フロントグリルには23本のバーが盾形に備えられています。
フロントとリアのライトは北欧神話の「雷の神様」が雷を起こすときに使う「トールハンマー」をモチーフに。
フロントフェイスには百獣の王、ライオンの凛々しさを表現。
「VOLVO」のロゴの間を空けて、「シャネル」や「プラダ」のような高級感を演出。
また、インテリアにもこだわりがたっぷり。
椅子は安全を保ちながら、スリムに。レザーのシートは「エルメス」と同じ皮を使用。
手に触れる部分はすべてジュリーのように煌びやかで滑らかに。
車内の空気清浄にも力を入れ、エアベントは特許を取ったほど。
タッチスクリーンも極寒の国らしく、手袋をつけたままで操作可能。しかもタッチスクリーンはオリジナル。
木目の「ウォールナット」はフィッシュボーンタイプ。
プラグインハイブリッドに使用しているクリスタルのシフトノブは「オレフェス」製。
シートのパンチングはなんご、よく見ると四角。
もちろん安全面も抜かりなし。
道路から飛び出たときにシートで体を守る「ランオフ・ロード・プロテクション」と交差点での出会いがしらの衝突を未然に防ぐ自動ブレーキは、世界初採用。
キーもiphoneのようなデザインにし、箱に入れてオーナーさんに渡すことで、まるで時計やジュリーのプレゼントをイメージしているのだとか。
シンプルだけを華美ではなく、透明感のあるボルボの90シリーズ。
週末の「岡山輸入車ショウ」ではそれをいち早く見ることができます。
見逃したた方は、来週末の「高知輸入車ショウ」でどうぞ。
各地の輸入車ショウでは、そんな車がいち早く見られますよ。
(吉田 由美)