クルマの軽量化ニーズ増加で「東レ」が炭素繊維事業拡大!

ボーイング787の主翼や胴体をはじめ、風力発電風車やゴルフクラブ、ガス圧力容器などに使われている「炭素繊維」。

同素材は樹脂を混ぜた複合材料「CFRP」(炭素繊維強化樹脂)にして使用されるのが一般的で、軽くて強く、耐腐食性に優れています。

トヨタ自動車(以下トヨタ)のスーパースポーツ「レクサス LFA」のボディ骨格をはじめ、FCV「MIRAI」の燃料電池フレームや電極基材、高圧水素タンクなどに使用されており、最近では「86GRMN」の蓋物や、新型プリウス「PHV」のバックドアインナなどに「CFRP」を軽量化目的で大々的に採用したことでも話題になっています。

海外では、BMWがEVの「i3」やPHVの「i8」のボディ骨格に採用するなど、強度が鉄の約10倍で重量が鉄の約1/4と、アルミニウムを遥かに凌ぐ高い強度と軽量化効果が得られる「CFRP」は、燃費や航続距離を重視する次世代車にとって無くてはならない素材になりつつあります。

炭素繊維市場を先陣を切って開拓してきた東レは世界シェアの約4割を握っており、帝人、三菱レイヨンを足した日系3社で世界生産の6割超を占めるなど、日本が強い競争力を持つ先端素材。


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