お買い得な価格帯も! 春からの新生活で選びたい新車TOP5【2017年版】

■トヨタルーミー/タンク

室内空間の広さに高いプライオリティがあるという人にオススメなのが、ルーミー/タンクです。今までありそうでなかった1Lエンジンを搭載したリッターカーのハイトワゴンで、広い室内空間と使い勝手に優れた両側スライドドアが特徴です。

マウンテンバイクが積載可能な広いラゲージルームや防水加工を施したシート表皮など、クルマをツールとしてアクティブに使う若者のニーズに合わせた工夫が施されています。安全装備では衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能などがパッケージングされたスマートアシストIIを搭載しています。

大きなメッキグリルで豪華さを主張するルーミーと、シャープでスポーティさを強調するタンクを用意。車両価格は146万3400円~196万5600円です。

■ホンダS660

SUVやコンパクトカーはこれからいつでも乗れる。今しか乗れないクルマを楽しみたい!という人にはS660がオススメです。2015年4月に登場したS660は運転席後方にエンジンを搭載した2シーターオープンカーで、ラゲージスペースもほとんどなく、まさに走るためのクルマに仕立てられています。

660cc直列3気筒ターボを搭載したボディは剛性感が高く、まるでゴーカートのようにワインディングを走り抜けていきます。MT車だけでなく、CVT車もあるのでAT限定免許でも安心です。しかもS660の楽しさは全くスポイルされていません。

S660のグレードはベーシックモデルのβと、多彩なボディカラーが選べる充実した装備が魅力のαの2種類で、車両価格は198万円~218万円となっています。

■ルノー・トゥインゴ

輸入車は高くて手が出ないと思っている人は多いかもしれませんが、200万円以下でも新車の輸入車が手に入れることができます。その中でもオススメなのが、2016年に登場したトゥインゴです。

パリが仕立てたコンパクトカーというコンセプトのトゥインゴは、エンジンをラゲージルーム下に置くRRというレイアウトを採用しています。このレイアウトのおかげで最小回転半径は4.3mと軽自動車並の取り回しの良さを誇ります。

当初は0.9Lターボと6速デュアルクラッチのみでしたが、1L自然吸気エンジン+5MT車が追加されました。好みの広さに調整できる電動キャンバストップ車も設定するルノートゥインゴの車両価格は171万円~199万円と、全グレードが200万円を切る戦略的価格を実現しています。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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