一方の「自動駐車」については、海外メーカーを中心に開発が進んでおり、車外からリモコンを使った遠隔操作で車を動かすことで、ドアを開閉できない狭い場所でも駐車できるなどの利点があります。
ただ、対象車が見えないような離れた場所で操作した場合、歩行者などと接触する恐れがあるため、国交省ではリモコン使用を車両から6m以内の場所に限定し、ドライバーに目視確認を求めるそうです。
加えて、駐車時の速度を10km/h以下に抑制、歩行者や障害物を自動検知した場合に停止する機能の搭載も義務付ける模様。
国交省では日本とドイツが共同議長を務める自動操舵に関する専門家会議で、引き続き高速道路上での「連続自動操舵」を可能にするための議論を主導。
2018年秋までに基準を策定するそうで、より一層の安全向上に寄与する自動運転技術の普及を推進していくとしています。
(Avanti Yasunori・画像:国土交通省)
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国土交通省「自動操舵の国際基準の改正」
http://www.mlit.go.jp/common/001170896.pdf
国土交通省「自動運転を巡る国内・国際動向」
http://www.mlit.go.jp/common/001151041.pdf