より上質になった内・外装と磨き上げた走りが自慢 ─ スバル・レガシィ2018年モデル

内装は、8インチ化されたインパネが見どころ。ハイグロスブラックとシルバーフレームのパーツを細部に採用することによりクオリティアップが図られています。

さらに、インパネとドアトリムにリアルステッチを使うことで仕立ての良さを抱かせる空間に仕上げられています。ステアリングも立体的でスポーティなデザインにスイッチ。

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走りの面では、サスペンションの設定を最適化することで操縦安定性と乗り心地が磨き上げられたのがトピックス。電動パワーステアリングの制御を最適化し、より自然で滑らかな操舵フィーリングを実現したとしています。また、パワートレーンの特性を変更。メリハリのある気持ちの良い加速感を獲得しているそう。

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ほかにも、ブレーキ特性を変更し、剛性感の高いしっかりとしたブレーキフィールを実現。フロントドアガラスに遮音中間膜ガラスを採用し、遮音性能が向上するなど、動的質感の向上が図られています。

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安全面も小幅ながら進化。ステアリング操作に合わせてヘッドランプ光軸を左右に動かすステアリング連動ヘッドランプを採用することで、コーナーや交差点で車両進行方向を照射し、夜間の視認性を向上。

また、後側方警戒支援システムのインジケータランプを鏡面中からミラーサイドに移設し、ランプを大きく光るようにすることで、走行時の周囲の状況をより把握しやすくなったとしています。

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日本でも北米でもレガシィといえば、アウトバックが人気になっていますが、走りや快適性に優れるセダンの美点は従来型のB4でも十分に感じられますから、大人の雰囲気とより快適なドライブを楽しむならセダンを選択する手もあります。さらに進化した2018年モデルの日本導入が待たれるところです。

(塚田勝弘)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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