モナコを中心に行われる、WRC(FIA世界ラリー選手権)の開幕戦「ラリー・モンテカルロ」。
1月19日夜にカジノ・モンテカルロ前の広場をスタート、1月22日にかけて壮絶な戦いが繰り広げられ、18年ぶりにWRCに復帰したトヨタの「ヤリスWRC」が総合2位に入賞、モナコ王宮前での表彰台に立ちました。
競技最終日は、モナコの北側に広がるフランスの山岳路が戦いのステージ。ラリー・モンテカルロでは、最終日に「何か」が起きることが多く、難所チュリニ峠では過去に多くの上位選手がリタイアするなど、劇的なドラマの舞台となってきました。
そうしたなか、TOYOTA GAZOO Racingから出走した10号車のヤリ-マティ・ラトバラ選手はフィニッシュまで集中力を絶やすこと無く全力で走行。
11号車を駆るユホ・ハンニネン選手も2日目のリタイアによる遅れを印象的な走りで取り戻し、16位で完走を果たしました。