ヤマハ GDR155のエンジンには、キレのある加速と低燃費を両立するシステムが導入されており、スピードへの不満はおそらくないことでしょう!
また、静かな始動性を実現し、ご近所さんに迷惑をかける心配も少なく、朝から”デキる社会人”と言わんばかりの演出ができます!
そして驚くべきは、116kgという軽量なボディ。150ccクラスの通勤最速の座を争うスクーターの対抗馬であるホンダ PCX150は131kg、対抗馬ではなくむしろ仲間であるヤマハ MAJESTY Sは145kgということを考えると、大幅なアドバンテージと考えられますね。
東南アジアではスクータータイプでのレースがとても盛んで、このようなレース出身のマレーシア人ライダーが現在世界選手権で戦っています。今回発表されたヤマハ GDR155は、彼らからすればレーサーレプリカに近いような存在といえるのではないでしょうか。
通勤通学に飽きてしまったライダーの皆さん、快適で速いスクーターで朝も夕方も少しだけ楽しくしてみるのってどうですか!?
ヤマハ GDR155は標準モデルのほかに、サブタンク付きリアサスペンション・ウエーブ形状フロントディスクを採用した「Rバージョン」、ストップ&スタートシステム・スマートキー・ABSを採用した「Aバージョン」が設定されています。
発売はベトナムとタイで2016年12月、インドネシアで2017年3月となっています。
(ライター:駒月麻顕/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン)
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