トヨタ・レーシング・デベロップメントTRDは、ハイエースからラリー仕様の86、カスタマイズされたC-HRなど、様々な車両を東京オートサロン2017に出展しています。
そうした展示の中で、異彩と底知れぬ存在感を放っているのが、TRDが独自に開発したレーシングエンジン「TRD-BIZ001」でしょう。
詳細、目的は非公表という4気筒のレーシングエンジン。発表されている情報は、排気量2000㏄、最高出力600馬力以上、市販予定2019年という3点だけです。
これまでもエンジンチューナーとして、トヨタ系マシンに搭載するエンジンを手掛けてきたTRDが、汎用レーシングエンジンとして生み出す予定の「TRD-BIZ001」。はたして、このエンジンを購入してオリジナルレーシングカーを作る人は出てくるのでしょうか。
いずれにしても、滅多に見ることができない貴重なレーシングエンジンであることは間違いないといえそうです。
(山本晋也)