2016年の新車販売台数は2011年以来5年振りに500万台を割り込み、497万台となりました。軽自動車は新型車がムーヴ・キャンバスしか登場しなかったこと、そして燃費データ不正問題などもあり、172万台と対前年比約9%減となりました。
普通車は、トヨタニューグローバルアーキテクチャやスバルグローバルプラットフォームといった新世代のプラットフォームを採用したトヨタプリウスやスバルインプレッサなどが登場したものの、輸入車と比べるといささか寂しい顔ぶれでした。
それでは、2017年はどうなるのでしょうか。
まず、2016年の年末にスズキスイフトが発表されました。軽量・高剛性ボディを実現した新プラットフォーム「ハーテクト」を採用し、1.2Lマイルドハイブリッド、1Lターボの全モデルが車両重量1トン以下を実現しています。春には1.4Lターボエンジンを搭載するスイフトスポーツも追加予定というウワサなので、期待したいです。
さらにスズキからは2016年中の発売が延期されたワゴンRが春頃に登場予定。軽自動車の主力モデルであるワゴンRのフルモデルチェンジは低迷気味の軽自動車に明るい話題となりそうです。秋頃にはダイハツ・ミライースがフルモデルチェンジを予定しています。独自のイーエステクノロジーをさらに進化させ、もしかすると軽自動車初のJC08モード燃費40km/L台を実現するかもしれません。