プリウスがトップ奪還した2016年12月の登録車セールス。新車効果でスライドドア車が人気

ランキングトップ10のニューフェースとして登場したのが、ルーミー/タンクといったトヨタのコンパクトミニバンです。

tank1611_02_s

ダイハツが生産を担当するルーミーとタンクは1リッターエンジンを搭載するスライドドアのコンパクトカー。発売1か月で3.5万台もの受注を集めたこともニュースとなりましたが、発売したばかりの12月でも合わせて1.2万台以上も販売。ランキングの顔ぶれを変えています。

これにより、トップ10のうち6台がスライドドア車となっています。ルーミー/タンクは、2列シート5人乗りですからミニバンのカテゴリーには入らないともいえますが、日本市場においてミニバン的なクルマが再びメインストリームになる気配を感じさせる2016年最後のセールスランキングとなりました。

【関連記事】

プリウスが首位転落! 2016年11月の登録車新車販売のトップは日産ノート
https://clicccar.com/2016/12/06/423775/

日産がノートで約30年ぶりに新車販売ランキング1位獲得!! 30年前の車種は?
https://clicccar.com/2016/12/06/423808/

圧倒的な販売力。トヨタ・ルーミー/タンクが発売から1カ月で計3万5000台を受注
https://clicccar.com/2016/12/10/424872/

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる