ドライバーの気持ちを考えてくれる!? EVコミューターのコンセプトカー「Honda NeuV」【CES 2017】

注目の「Honda NeuV(ニューヴィー)」は、世界初公開のAI技術「感情エンジン HANA(Honda Automated Network Assistant)」を搭載。

なお、「感情エンジン」はソフトバンクグループ傘下のcocoro SB社が開発したAI技術で、機械自らの感情を擬似的に生成する機能について、ホンダと共同で研究開発されているものです。

c170106_002h

自動運転機能を備えたEVコミューターの「Honda NeuV(ニューヴィー)」は、ドライバーの表情や声の調子からストレス状況を判断して安全運転のサポートを実施。さらに、ライフスタイルや嗜好を学習し、状況に応じた選択肢の提案を行うなど、ドライバーとモビリティの自然なコミュニケーションを実現するとのこと。

オーナーが使用しない時には(所有者の)許可を得たうえで、自動運転で移動し、ライドシェアを実施するなど、自動運転技術とAIによって拡がるモビリティの可能性を模索するコンセプトであることも特徴です。

将来のEVコミューターは、ドライバーの調子や嗜好に合わせてくれるだけでなく、ライドシェアで稼いでくれる……そんな存在になるのでしょうか?

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる