転倒事故が減る!? 自立する二輪車の実験車「Honda Riding Assist」【CES 2017】

2017年1月5日から8日までアメリカのラスベガスで開催されている世界最大の家電見本市「CES 2017」。

二輪車では、ASIMO(アシモ)に代表されるヒューマノイドロボット研究で培ったホンダ独自のバランス制御技術を二輪車に応用した、世界初公開の実験車「Honda Riding Assist」が注目です。

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ライダーが乗っていても乗っていなくても自立することが可能で、ライダーが少しバランスを崩しても、バイク自体がバランスを保つことで、低速走行時や停止時のふらつき、取り回しの際の転倒リスクを軽減。

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一方で、通常の走行時には、既存の二輪車と同等の操縦性を実現しているそうです。ツーリングやバイクのある日常をより楽しいものにするものとして提案されています。

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ヤマハは3輪のトリシティで転ばないバイクを目指していますが、ホンダがアシモなどによるロボット技術で転倒リスク軽減を目指しています。手法は異なっても将来、転ばないバイクを実現できるのか気になるところです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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