1989年にデビューしたマツダ(ユーノス)ロードスター。そのイメージカラーは赤でした。
現行のND型もイメージカラーは赤です。
けれど、その赤色はだいぶ違った赤になっています。
NA/NBに塗装されていた赤は「クラシックレッド」。ソリッド系のいわゆる真っ赤な赤でした。
新生マツダの魂動デザインにはそれを通したテーマカラーとして「ソウルレッド」が登場し、NDロードスターにも当然採用され、訴求色として定着しています。メタリック系で見る角度により表情が変わり、複雑なボディの面構成を表現するのには最適なカラーと言えるでしょう。
しかし、東京オートサロン2017にマツダが予定している出展車両リストには「ROADSTER(クラシックレッド塗装)」というものが載っています。カスタマイズの祭典であるオートサロンへの出展車両なのに、カラーだけ? 発売するの? とファンからも期待と不安(?)の声が聞こえていています。
以前、関係者に聞いたことがあるんです。「NDロードスターには黄色とか明るいブルーとか、どうしてないんですか?」と。