【クリッカーオブザイヤー2016】あえて所有したいと思わせたクルマはコレだ!

■BMW・M2:10点

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実用性を度外視すると、やはりクルマは見て走って楽しむモノ。BMW M社の最新作「M2」は、前後重量バランスにもこだわったコンパクトなボディに500Nm(オーバーブースト時)を誇るエンジンを搭載した高性能モデルであり、いかにも乗り手を選びそう。しかし、AT限定免許でも乗れる7速DCTを設定し、6速MTも自動プリッピング付きと、初心者に優しいクルマです。

もちろん、走りだせば、ドライバーの意図に忠実な操作感は健在で、とくにステアリングフィールは路面に直接触れているかのよう。抑揚に富んだエキゾーストノートも含めて、何気なく街中を走っているだけでもクルマを操っている感覚が濃厚です。

なお、大人4人が不満なく乗れる空間のほか、機能と装備が標準で充実しているのも魅力。細かなことに頭を悩ませずに、誰でも駆け抜ける歓びを楽しめるように上手にまとめてきた点に好感を持ちました。

■ポルシェ・718ケイマン:6点

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ポルシェといえばスポーツカーの名門ですが、その走り云々より前に「ケイマン」は見た目が美しい。滑らかな曲線を描くワイド&ローに構えたボディは存在感に溢れており、乗り降りする場面を想像するだけで笑みがこぼれてしまうほど。

そのルックスの内側には卓越した走りを楽しませるメカニズムが満載。スポーツカーにとって理想的なミッドシップレイアウトを採用するボディに搭載されるエンジンは、環境への配慮のために水平対向4気筒ターボへと小さくなりましたが、むしろ性能は全方位で向上。約20秒の間、最大スロットルレスポンスが得られるスポーツレスポンスによる仰け反るような加速は圧巻のひと言。

「カッコいいスポーツカーをつくる」という信念が触れるところすべてから漂っており、所有欲を掻き立てさせられます。