ポルシェEVセダン「タイカン」、パフォーマンスグレード「GTS」設定の噂!

■軽量化、ハンドリングパフォーマンスを向上させることに重点

ポルシェは2019年、同社初の量産EVサルーン「タイカン」を発表、その後は後輪駆動のベースグレードや派生モデルとなる「クロスツーリスモ」を設定していますが、さらなる派生モデルを検討していることがわかりました。

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ポルシェ タイカン GTS プロトタイプ

2020年11月には、イエローからブラックに変わったブレーキキャリパー、異なるサイドスカートとリップスポイラーを装着した、謎の「タイカン クロスツーリスモ」プロトタイプをスクープ、「スポーツツーリスモ」の可能性を指摘しましたが、パフォーマンスグレード設定が現実味を帯びてきたと言えそうです。

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ポルシェ タイカン GTS プロトタイプ

今回新たに入手した派生モデル情報は「GTS」トリム。現在ベースモデル、「4S」「ターボ」「ターボS」ですが、その頂点に君臨する可能性があります。

グランツーリスモスポーツの略であるGTSは、多くの場合、よりトラック思考のバリエーションであり、軽量化、ハンドリングパフォーマンスを向上させることに重点を置くことになり、タイカンも例外ではないでしょう。

一方スポーツツーリスモの場合、サスペンションを低く、クラッディングを少なくするなどGTSに比べより簡単な準備で済むはずです。さらに、クーペやコンバーチブルも検討しているという情報もあり、タイカンの進化は止まりそうもありません。

発表タイムラインはありませんが、クロスツーリスモに続く派生第3弾は、2022年に発表されることが適切といえるでしょう。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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