新たな一面を発見!? アロンソはイタズラ好き?【F1女子のHonda Racing THANKS DAY2016】

■Honda Racing Dream kart Cup

このイベントでしか実現できない、スペシャルメンバーによるカート大会がカートランドで行われました。レース1は国内外で活躍するライダーと佐藤琢磨選手、アロンソ選手、バンドーン選手が真剣勝負!

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レース前には「このレースで2輪ライダーが4輪ドライバーをやっつけるところを、楽しみにしていてほしい。」(マルケス選手)、「とにかくMoToGPのやつらの前でゴールしてやるからな!」(アロンソ選手)と、両者の目から火花がバチバチ。

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10周で行われたレースは、あっという間にドライバー3人がライダー陣を抜いていき、佐藤選手、アロンソ選手、バンドーン選手の本気対決に。

3人のサイドバイサイドの対決は鳥肌もの! プロの走りを目の前で見ることができ惚れ惚れしていたら、えっ?と目を疑うことが起こったのです。

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トップは後ろを見ながら走るくらい、余裕のバンドーン選手。しかしバンドーン選手が後ろを向き振り返った瞬間、アロンソ選手がいきなりトップにたったではありませんか! 突然のイリュージョンにバンドーン選手も動揺を隠せません。

そう、アロンソ選手はプロドライバーとして禁じ手のショートカットをしバンドーン選手の前にたったのです! それを見た佐藤選手もマネしてショートカット!! トップにたち、そのままチェッカーフラッグを受けました。

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結果はショートカットをした佐藤選手が1位、アロンソ選手2位、最後まで真面目に走ったバンドーン選手が3位。レース中のショートカットは本来であればペナルティですが、今回はレースが盛り上がったのでペナルティなし! 私達ファンを楽しませてくれた最高のレースでした。

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表彰式では1位の場所を指さし、「本当は僕がここだ!」とアピールするバンドーン選手。この悔しさは来年のF1で晴らしてもらいましょう!!

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優勝した佐藤選手は「レースは年功序列ですからね(笑)。良いバトルができて良かったです」と満面の笑み。

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本当に楽しそうだったライダー、ドライバー達。ズルしてまでも勝ちたい、負けず嫌いな一面も素敵! 普段絶対に見ることができないメンバー、そして距離で観ることができた超豪華なレースでした。

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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