12月4日(日)ツインリンクもてぎで「Honda Racing THANKS DAY2016」が開催されました。
今年で9回目の開催となるHonda Racing THANKS DAY は、名前の通り1年間ホンダを応援してくれたファンの方々に向けた感謝イベント。国内のライダー、ドライバーのみならずMoToGP、F1と世界のトップライダー、ドライバーも登場し、ホンダファンにとって夢のようなイベントなのです。
しかも今年は、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソ選手、ジェンソン・バトン選手の両ドライバー、そして来季からマクラーレン・ホンダドライバーとなるストフェル・バンドーン選手も参加し、F1ファンにとって最高の顔ぶれとなりました!
ゲートオープンは7時30分からでしたが、7時頃のメインゲート前にはすでに長蛇の列。サーキット同乗体験やドライバーサイン会の抽選ブースも大人気で、こちらにもたくさんのお客さんが列を作っていました。
一日中ホンダのモータースポーツを味わえるHonda Racing THANKS DAY。今回は午前の部の様子をお届けします!
■トップカテゴリートークショー
Honda Racing THANKS DAYステージでは、ライダー、ドライバー、監督によるトークショーが行われました。まず最初のステージ「トップカテゴリートークショー」に登場したのは、アロンソ選手、MotoGPライダーのダニ・ペドロサ選手(レプソル・ホンダ)、マルク・マルケス選手(レプソル・ホンダ)です。
3人がステージに向かう姿が見えた瞬間、客席からは大きな声援が! 女性ファンもたくさんおり、「キャー!」という黄色い声も聞こえましたよ。
ステージに上がると、いきなりスマートフォンを取り出したアロンソ選手。一体何を始めるのかと思いきや、客席の様子を撮影しだしたではありませんか! 「インスタグラムにのせる」と嬉しそうなアロンソ選手でしたが、トークショー後早速インスタグラムに動画をアップしていました。仕事が早い!
「おはよう!」と日本語で挨拶した2016年MotoGPワールドチャンピオンのマルケス選手は、
「チャンピオンシップを決めることができた、ツインリンクもてぎに戻ってこれて凄く嬉しいです。今日はいろいろなレーシングプログラムがあって、自分たちも楽しみにしています。ホンダにとって特別な1日ですので、ファンの皆さんにも楽しんでもらいたいです。」
と日本のファンの前に戻ってきた感想を話していましたよ。
司会者に「眠いの?」と心配されるほど、少し寝ぼけ気味だったペドロサ選手。
「自分たちもいろいろなクルマやバイクに乗ってたくさん走行しますので、ぜひ皆さんにも参加してもらって楽しい1日を過ごしてもらえればいいなと思います。自分は今、睡魔と戦っている最中なんですけれども(笑)、これだけたくんさんのファンの皆さんが集まってくれているので、全然大丈夫です!」
実は3人ともスペイン出身。アロンソ選手にとって、この2人のライダーはどのような存在なのでしょうか。
「スペイン人として、MoToGPで素晴らしい成績を残している2人は凄く誇りに思いますし、嬉しいことです。もちろん、自分も小さい時からMoToGPを見ていて憧れのレースの一つでもありました。」
また、昨年に引き続き今年もこのイベントでMotoGP参戦マシンRC213Vを走らせることを、とても楽しみにしているというアロンソ選手。
「一緒に走行するマルケスからいろいろアドバイスを貰いましたが、コースに出たら全部忘れます(笑)。でも、今年は昨年よりももっと速く走るので楽しみにしていてください!」
とまるで少年のように目を輝かせながら話していました。
最後にマルケス選手のカメラで記念撮影。3人の仲の良さが伝わってくる、楽しいステージでした。