FIA-F4もてぎ3連戦。2016年のシリーズチャンピオンは17歳の宮田莉朋!

11月12〜13日にツインリンクもてぎで開催されたSUPER GT グランドファイナルと併催となった、FIA-F4選手権。熊本地震の影響で中止となった第6戦を加えた3連戦という忙しいスケジュールとなり、第6戦と第13戦の予選は11日に行われることとなりました。

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結果を先に言ってしまうと、FTRSスカラシップの17歳、宮田莉朋選手が最終第14戦の順位によりチャンピオンを決めました。

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金曜日の11日に行われた予選では各選手のトップタイムが第6戦、セカンドタイムが第13戦のスターと順位となる方式。なお第14戦のスタート順位は第6戦のベストラップが採用されるという方式となります。

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11日に行われた予選では、第6戦、第13戦ともに11号車 エヴァRT弐号機 tanzen Rn-sの大湯都史樹(おおゆ としき)選手がポールポジション。

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12日の朝の第6戦と夕方の第13戦のグリッドではエヴァ旋風が巻き起こります。

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12日、SUPER GTの公式予選が終わった午前9時49分、第6戦決勝のフォーメーションラップがスタート。

前日からの雨は上がっていたものの路面はハーフウェットのコンディションで各マシンはタイヤチョイスに悩むところ。ポールポジションの大湯選手、予選2番手でポイントリーダーの36号車 宮田選手などはレインタイヤを装着。スタートはレインタイヤ勢が好スタートを切っていきました。

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しかし2周目の第1コーナーで4番手争いのマシンがスピン、コースアウト。この区間がイエローフラッグとなり、絶好のパッシングポイントが封じられてしまいます。ただしセーフティーカーの導入にはならずレースは続行。3周目に入る頃の順位も予選順位から2位と3位が入れ替わっただけ。

しかし、中盤グループにとどまっていたスリックタイヤ勢がこの辺りからタイムを伸ばし始めていきます。

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レース中盤、路面がドライになり始めたあたりでスリックタイヤ勢が圧倒的な速さで順位を大きく入れ替え、トップには60号車 川合孝汰選手、2位に4号車 河野駿佑選手が上がってきます。

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そして最初に2分を切って周回を始めた62号車 平木湧也選手がベストラップをマークしながら3位に浮上。このタイムで第14戦の2番グリッドを獲得します。

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中盤以降、コースがドライ路面になったことによりスリックタイヤを選択した選手が上位を占め、第6戦は60号車 川合孝汰選手が優勝。

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2位に河野駿佑選手、3位に平木湧也選手となりました。

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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