【東京オートサロン2012】モーターショーより気合いが入っているスバルブース!

今日から開催されたカスタムカーの祭典「東京オートサロン2012」
近年はチューニング、カスタムメーカーだけではなく完成車メーカーも積極的に出展し「メーカー公式チューン」を提案しています。

今年も主要メーカーが出展してモーターショーを超える充実度を出しています。

その中で注目を浴びているスバルブースに行ってきました。

展示車両は
R4仕様のインプレッサSTI。WRCで設けられた規定グループR4。この規定は市販モデルに近いグループNをベースにさらに改造範囲を広げたいわば「グループN+」で2LNA+4WDのS2000規定のマシンと同等のポテンシャルを秘めているクルマです。既に5ドア仕様でのR4マシンは出場していますが、4ドアは今回は初公開です。やはりインプレッサはセダンに限りますね!

今年念願のクラス優勝を果たしたニュルブルクリンク24時間耐久レースのインプレッサの2012年仕様のコンセプトモデルです。ベースはS206となっています。

スバルのチューンメーカーPROVA仕様のBRZ BlackSPL。こちらは大型リアウイングなどエアロパーツ、足回りの強化、そしてアクセスポートを使ったCPチューンがされているようです。

モーターショーで発表されたばかりの新型インプレッサG4/スポーツのSTI仕様が展示されています。こちらはブラックを基調し、ホイールや細かいエアロでちょいワルさを演出しています。足回りをSTIに変更し走りの質にも磨きをかけています。エンジンはノーマルです。

そして最も注目を浴びていた

BRZ STI CONCEPTが展示されています。このコンセプトモデルは昨年のLAショーで公開されたモデルではなく、市販プロトタイプのBRZをベースにSTIがチューンしたクルマです。所々LAコンセプトモデルの特徴を受け継いでいますが、それに比べると過激さは抑えられてコンパクトさを犠牲にしない落ち着いたデザインとなっています。ボンネット、ルーフ、リアスポイラーにカーボンが使用されていて軽量化されています。

市販が待たされる1台ではないかと思います。

やはり、僕が感じる「今、最も元気な自動車メーカー」らしく攻めの姿勢で楽しいクルマ達でした!

(栗原 淳)